終わった日々の夢を見る
「おはよ!柊真くん!」
毎朝、隣の教室からわざわざ来て僕に挨拶する伊織あまねさん。一年の夏頃から僕のストーカーみたいになってしまった子だ。ストーカーの癖に他の男子から「かわいい」と言われているのは何だか気に食わない。
「昨日の音楽番組見た?」
「うん。見てない」
僕の見る伊織さんはいつも笑顔だった。笑顔しか見たことが無かった。
次の日。僕のスマホはアラームより先に着信音を鳴らした。
友達からだった。
「…………もしもし?」
『あっ!柊真!今すぐテレビ見ろ、ニュースニュース!』
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カテゴリー: 恋愛・青春
投稿日時: 2022/11/26 2:37
最終編集日時: 2022/11/26 7:14
傘
誤タップ多すぎて涙出そう