出会い

出会い
「愛してるって言えよ。」 −世界に彼女はどう映るのだろうか− 俺の名前は角野翔(すみのしょう)。ただの高校生だ。学校には友達もいて、家には愛する家族もいる。何不自由なく暮らしている。 しかし、こんな俺には彼女がいない。告白をされたことはあるが、みんな顔すら知らない子で断るしかないのだ。 好きな人がいるなら仲良くなって、告白すればいいのだがそんな人ができたことがない。理想が高いのか、なにか他の理由があるのか、それすらも分からないのである。友達との会話でも、ひとつも共感できる「こういう子が可愛い」があったことも無い。
海月
海月
物語が好きです。 サムネはノーコピーライトガール様のイラストです!