コトバは存在を以て遊ぶ
『アナタは私の大切な子。だから,いつだって私はアナタの名前を呼ぶのよ』
『アナタは愛される為に生まれてきたの。だから,どんな時だって,私はアナタを愛してる。だからね,ちゃんと良い子にお留守番してて?ね?』
ご主人はそう私にいつも言ってくれた。
嬉しかった。
ちゃんとお留守番してた。
けれど,私の前に姿を現したことなんか一度もない。
文面上の,「愛している」しか,触れたことがない。
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カテゴリー: 恋愛・青春
投稿日時: 2023/11/17 11:20
透
何かがある誰かになれたら…そんな事を思いながら気まぐれに描いている混沌とした者です