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チューインガム
少し肌寒い、春の日。 僕は、噴水の縁に座っている、ガムを噛む彼女の横顔をみている。 味がなくなってきたのか、少しずつ顔が渋くなっていく。 「ガム、出したいから、見ないでくれる?」 君がいう。 君から目を逸らし、少し待っていると、「もういいよ」と、言った。
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カテゴリー: お題
投稿日時: 2024/4/2 8:33
ソライロ