天国と地獄

天国と地獄
「次の方ー、どうぞー」 俺は今日も死んだ人の行く末の選択をしている。 簡単に言えば天国か地獄、どちらに死人を飛ばすかを決める仕事だ。 俺は手元のコーヒーをぐいっと飲み干し、次の死人がやってくるのを待つ。程なくして学生服を着た男性が入ってきた。 その男性の右腕は千切れていて、体のそこら中から血が滲んでいる。 俯いて、どこか寂しげのある顔もちで手前の椅子に座った。 「どうもー、じゃあ名前、教えてくれる?」
ピコゴン
ピコゴン
どうも、こんちくわ 高校生です。 たまになんか思いついたら書きます。暗い話が多いかもです。 ストーリー中心で書いていきます のでどうぞよろしく