初夏
注意:この物語を読んでいる途中で名前を呼ばれても絶対に振り返らないでください。
「おまえ、夏と冬どっちが好き?」
ミーン、ミーン、ミーン――。
頭上のケヤキに止まった蝉が、競い合うように鳴いている。焼けたアスファルトは陽炎を揺らし、遠くのパトカーが歪んで見えた。警察署の玄関前に立つ温度計は三十七度を示している。午後一時。空気は息を吸うだけで肺が熱くなるほど重く、制服の襟元には汗がじっとりと張り付いていた。
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カテゴリー: ミステリー
投稿日時: 2026/7/24 4:08
最終編集日時: 2026/7/24 12:07
凪ゆう
書けるかな