仰せのままに~自己中王子と小柄女子~

仰せのままに~自己中王子と小柄女子~
1章 4月7日。待ちに待った入学式。高校生に中学の時から憧れを持ち、少女漫画ばかり読み漁っていた私、青寺 天羅(あおでらそら)にとって今日という日は最高の日に、なる予定だった。 “ドンッ” ヤンキー「おい!!!!!どこ見て歩いてんだよ!!!」 男子「ひっ…!!ご、ごめんなさい。」 天羅「!?」(え?こわぁ、そこらじゅうヤバそうなのばっかじゃん。ヤンキーとかカツアゲとか。高校デビュー楽しみにしてたのに…クラスの大半が男子で女子もキラキラしたギャルばかり、私ここでやって行けるかな。) 天羅「あっ、!西条くん!!」
無名