化け猫メイドは今日も待つ

3.ある時 僕は舞音。人間だ。嘘、化け猫だ 元々は妖怪の町にいて、希少価値のある化け猫の僕は常に追われていた。ある時すっ転んでころころ転がった先、今の館の主、主様に拾われた。そこで僕はメイドとして姿を誤魔化し暮らしている。 主様に家事を教わり一通りこなすことができた頃、誰かが館に訪れた。珍しい。この地帯は妖怪が現れる可能性から人は恐れて来ないのに。 誰だろうと思い舞音は玄関へ向かう。玄関横の窓から外を見てみる。 っ!? 奴らだ。化け猫を捕まえようとする、奴ら。
化け猫
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小説家になりたい猫です。 インスピレーションが降りたら書きます