気取りの木鳥さん

気取りの木鳥さん
気取りの木鳥さん 第二話。 「…………ーい?……お…………?」 壊れた電話機の様に飛び飛びな言葉が、頭に直接流れてきた。 いや、それは錯覚だ。 妙に反響して聞こえる声だったから、そう誤認してしまっただけだった。 木鳥は目を開くと、驚きの余り起き上がる。 目の前に広がる景色がとても壮大だったのだ。 床も壁も何もかもが存在しない暗黒の空間。
だked/海月の一味。
だked/海月の一味。
前向きに生きる。そして小説は好きに描く。