見知らぬ貴方と泡の中

見知らぬ貴方と泡の中
俺は、誠実な人になりたかった。田舎ぐらしなので給料が多くもらえるのは誠実で呑み込みの早い奴で、俺にはとてもじゃないがなれない。誠実になれたらあのボロいアパートではなく一軒家に住めただろうなと俺はため息をつく。とにかく変わりたかったのだ。いや、むしろ全部忘れて 別人になりたかった
ゆるる
ゆるる
本好きのゆるるです。 恋愛系 切ない系の物語を作りますゆるるの作品が貴方の心に灯ってくれると嬉しいです🌷✨ 🫧〜詩〜🫧 花の香りにふと撫でられ私はぽつりと風になる 優しさと美しさが光となって貴方に吹きますように。私の吹く文字という風が貴方の心の紙を奏でることを静かに願います 今日も私は物語を描いていく