竜と少女10

結婚式なんてすごく緊張する。だってまさか自分が、幸せな結婚ができるなんて。思ってもみなかったのだから。 「リリー様、そろそろ結婚式のお時間なのでお手伝いに参りました。」 「っあ、えっ、その、準備は、自分でできます。っありがとうございます!その!着れなくなったらお声をお掛けさせてもらいます!よろしくお願いいたします」 色は深い緑と薄い緑のまばら、美しい色。あとは、用意してくれたのだろう。ぴったりのサイズのアームカバー。 「着れました」 自分から、出てくると待機をしていた2人して 「まあ、素敵ですわ」 「恐ろしいほどお美しい」 待機してくれていたからだ2人が鈴を持って、歩いて行く。シャン…シャンと、少しずつウィンドルに近付いている。やっとあと一歩になるとウィンドルが、手でとっさ抱き寄せた。 「美しい人よ、ここに手を乗せて、私はこちらに乗せるから、いいかい、心を落ち着かせて、
東雲しの
東雲しの
はじめして、よろしくお願いします。皆さんと仲良くしたいなと思っています。よろしくお願いします!