とあるハロウィンの物語
「トリックオアトリート!おかしをくれなきゃいたずらするぞ!」
「はいはい、これを持って行きなー。」
「わーい、ありがとー!」
子供がが合言葉を言うと老婆はあらかじめ用意してあった菓子袋を子供に手渡した。
黒いとんがり帽子に黒いフリルのついたスカート。凝っていることに可愛いお尻には黒い尻尾がついている。
「めんこいなぁ。それは何の格好だい?」
「あたしね、まじょなの!」
「そうかぁ、魔女さんかぁ。」
「うん!」
私は子供が失礼をしないように、そして無いとは思うがホンモノの不審者に遭わないように魔女のお付きとして一緒にハロウィンのイベントに付き従っている。
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文字数: 2946
カテゴリー: ファンタジー
投稿日時: 2021/10/30 17:42
最終編集日時: 2021/10/30 18:04
紫水
大体3000文字前後の短編読み切りがメインです。
皆様の5分程を埋めるお手伝いができれば幸いです。