透き通った明かり

透き通った明かり
透き通った明かり。透明。 それはバカみたいに僕の心をも透かして、勝手に去っていく。 夏の空は好きだった。ラムネの空き瓶を空に透かしたら、どこからか、カランっ、といい音がして、気持ちが軽くなった。 海の波はいつもより穏やかで、僕を歓迎するように、静かに風を吹かせていた。 その海風にあたりながら僕は今日も息を吸った。
晴夏
晴夏
晴夏って書いてせいかって読みます。 夏好きです。(暑いのは嫌い…) たまに投稿します。よろしくお願いします!