青いがゆえに③
次の日。 今日は、いつもよりも15分ほど早く学校に着いてしまった。久しぶりに早起きをしたので、その流れで早く家を出てしまったからだろう。
学校に着いたって僕にはすることが何もない。部活にも入ってないし、委員会にも入ってない。ただ、授業が始まるのをぼーっと待っておくだけだ。
でも、今日は違った。
教室に行くと、絶対に誰もいないはずの時間帯なのに、星宮がいた。 ただひとりで、いた。星宮は、昨日みんなが悪口を書きまくったノートを無表情で読んでいた。
今、星宮が何を思っているかなんて、分からないし、知りたくもない。 その時、僕の存在に気づいたのか星宮が挨拶をした。
「…………あ、おはよ………………昨日は……………筆箱…………拾ってくれてありがとう……」
星宮は昨日のペンケースを拾ったことに感謝をしてくれた。僕からしたらあんなの、ただ、こっちに来たから拾ってきたようなもので、別に、大して星宮を気遣ってのことではなかった。
「………………別に。大したことない」
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カテゴリー: 恋愛・青春
投稿日時: 2026/5/24 14:00
雲丹丸 音夜
なんにもできない