月夜の泡沫 season 1
第二夜 血感の印 前半
午後十一時を少し過ぎたころ、僕は、いつものようにアパートのドアを静かに閉めた。
金属が噛み合うような、乾いた鍵の音が「かちり」と鳴る。
金属音が夜に溶けていく。
……もう、この音にも慣れてたな。
冷えた夜気が頬に触れる。肺の奥まで吸い込んで、ゆっくり吐く。
「……今日も、いい夜だ。」
自然と口からこぼれた。
昨夜は色々ありすぎて体が疲れたのか、
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カテゴリー: ファンタジー
投稿日時: 2026/1/28 8:04
最終編集日時: 2026/2/1 1:15
注意: この小説には性的または暴力的な表現が含まれています
『夢屋』
いらっしゃいませ。『夢屋』と申します。
当店では「少しだけ現実を離れて、非現実を味わうお手伝。」をモットーに、小説を書いています。
どうぞごゆっくりお過ごしください♪