楽屋と薬屋
少し前からスマートフォンなどで「薬屋のひとりごと」って文字を眼にするようになった。ラノベ?ってのは得意な分野ではない。
今日は日テレマークの付いた電車広告を発見。いよいよアニメ化で楽しみにしている人達も多いのだろう。小生の目に触れるほどなのでヒットしているらしい。
問題はこの字面を目にする度に、おそらく100%の確率で小生の脳が「楽屋」って誤読をしている事で「楽屋のひとりごと」だと俳優、役者のエッセイとして如何にも有りそうで落ち着かない気分になる。
「目で見ていると思っている物は実は脳が認知している事である」ってな真理(だと思う)を立証している事になる。
演劇の方では「楽屋」という題名の作品が2本(思い出すまま、安直に)あり作者は清水邦夫と井上ひさしでどちらも名作、人気作と言っていい。書いている途中で思い出したのだが、もう一つの「ひとりごと」は大昔偏愛した市川染五郎(現松本白鸚)のエッセイの題名が正に「ひとりごと」であった。これによって薬屋から楽屋への置換作用が更に強化されたのかもしれない。
長々と書き連ねているけど、こういった錯誤は割と普通のことで、珍しくもない事なのかもしれないが、原因を探ると意外と自己発見に繋がるのではないか?って気もしている。
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カテゴリー: 日記・エッセー
投稿日時: 2025/1/20 2:25
ヨーイチ