特殊人 第九話

特殊人 第九話
第九話 修行終わり ここは特殊管理人強人所本部。シュンとネギはナムカのもとで修行中だ。 まずは基礎能力の向上の為のマラソン。ナムカに死にものぐるいで着いていく。ナムカの体力は凄まじいもので、42キロ走り終えても息一つ上がっていない。 シュンとネギはこの時点で一回倒れ込む。これは毎朝の準備運動である。 そこからご飯をたくさん食べて、特殊力の基礎練習。シュンは風を自由に強度も調整して使えるよう、ネギは更なる力の使い方と能力の底上げを重点的に行う。 昼ごはんを挟みつつ、午後はナムカ先生と取っ組み合い。ナムカ先生は一つ一つの攻撃がかなり重くて、気を抜いたら一瞬で吹き飛ばされる。だんだん日が暮れたらご飯を食べてすぐ寝る。こんな生活で段々と日は過ぎていった。 修行が終わり、アジトへ帰る日。 「いや、ほんとあんたら強くなったよ。一週間前とは比べ物にならねぇよ、後は自信だね。明日はナガレから一本とるんだろう、そう簡単じゃねぇ、でもあんたらならやれるさきっと。」自信満々にナムカは言う。
ガッパー
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シリーズ、バトルものや短編を描いています 長期の連載となると思いますので気軽に読んでいただけたら嬉しいです。