アナタなんかが
ふわりと揺れたカーテンの隙間から太陽の光が注ぐ。白樺のベットの白いシーツの上で女性は静かに座っている。彼女はずっと窓の外を見続けていた。ぼんやりと虚ろな目は何かを捉えて見ている訳でもなく、ただ時間が流れることに委ねて何時間もそのままでいた。
飾り気のないミニマムな部屋は、彼女の病弱で少しやせ細った腕に妙に馴染んでいた。
「ピー…ピー…警告シマス…ミヤツ様。アナタは現在病にかかってイマス。そのまま放置されると悪化する危険性がありマス。至急病院に行って診てもらい、治療を行ってくだサイ。……繰り返しマス。…」
女性は振り返った。小さな裁縫道具箱ぐらいのサイズの機械がうるさく叫んでいた。どっかの誰かがこいつはAI搭載なんだぞと鼻息荒くぬかしていたことを思い出した。
女性は落ち着いていた。相変わらず虚ろな目はどこか冷めきっていた。
女性は引き出しを開ける。そこから取り出したのは……
…カナヅチだった。
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カテゴリー: その他
投稿日時: 2023/1/2 16:25
高野豆腐
優しくしてちょんまげ(○ٹ○)
小説とかノウハウ無しに感覚で書いてるから、
見るに耐えない可能性が微レ存。
未熟者なので、多目に見てやってくださるとありがたいです。<(_ _)>
ちなみに更新おそおそ人間なので、どうかご承知を。
あとハートとかコメントをしてくれると嬉しすぎて月までぶっ飛んで、月面に星条旗の旗立てちゃうので気軽にドシドシください。
/⌒ヽ
⊂二二二( ^ω^)二⊃
| / ブーン
( ヽノ
ノ>ノ
三 レレ