突発的妄想劇場 第二夜
ふとした事故で昏倒した男。
気がつくと薄暗い洞窟のような場所にいた。
見渡す限り岩壁しかない殺風景なところだが、どこまでも果てしなく広がっているようで足音が反響しない。
洞窟なら光源などあるはずもなく真っ暗なのが普通だが…
薄暗いと書いたのは、至る所に巨大な蝋燭が灯っており、辺りを煌々と照らしているからだ。
蝋燭の長さや太さはまちまちで、灯り火の勢いも千差万別。勢いよく赤々と燃え盛っているものもあれば、今にも消え入りそうな蛍の光ほどのものもある。
…ふと、その足下部分に小さな文字で何か書かれているのを見つけた。
読んでみると…男の名前だった。
あ〜なんか昔話で聞いたヤツだなコレ。
この蝋燭は人それぞれの生命の輝きそのもので、太さが健康度を示し、長さはそのまま寿命を表す。
3
閲覧数: 68
文字数: 5167
カテゴリー: ファンタジー
投稿日時: 2024/4/29 8:03
注意: この小説には性的または暴力的な表現が含まれています
のりたま
何ヶ所かの小説サイトやアプリで試し書き中。
愛用のエディターで書いた文書をコピペすると文字化けすることが多くて悲しいグッスシ。