私の街には、もういない。
なんとなく散歩をしていた時、偶然一軒家の玄関から、妹が出てくるのを見た
再会した時、妹は笑っていた。
十年前に行方不明になった妹に、まさか再開できるだなんて、もう諦めていたから、凄く嬉しかった。
けれど、妹は、僕らに見せたことがない笑顔で、笑っていて、僕は話しかけるのをやめた
少しだけ、そのまま妹を眺めて、僕は小さく泣いて、その場を去った。
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カテゴリー: 恋愛・青春
投稿日時: 2025/4/24 18:16
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