私の街には、もういない。

なんとなく散歩をしていた時、偶然一軒家の玄関から、妹が出てくるのを見た 再会した時、妹は笑っていた。 十年前に行方不明になった妹に、まさか再開できるだなんて、もう諦めていたから、凄く嬉しかった。 けれど、妹は、僕らに見せたことがない笑顔で、笑っていて、僕は話しかけるのをやめた 少しだけ、そのまま妹を眺めて、僕は小さく泣いて、その場を去った。
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病み6割、性癖2割、フィクション2割で投稿してます。