親友
小学5年の頃、俺には二つ下の弟と、まだ言葉も持たない赤ん坊の弟がいた。
家事のほとんどは俺の仕事で、朝も夜も、家はいつも散らかっていた。
父は遊びに出かけ、遅くに帰ってくる。
母は自暴自棄で、酒瓶を空け、嫌味だけが饒舌だった。
二人は顔を合わせるたびに喧嘩をし、
その声の中で、俺たちは最初から見えていない存在だった。
友達と遊ぶ余裕なんてなかった。
誘われても、いつも断った。
やがて、殴られるようになった。
理由は分からない。
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カテゴリー: 恋愛・青春
投稿日時: 2026/1/6 15:50
宮野浜