真実

真実
 僕は一冊のノートを取り、今の気持ちを書き始める。  僕の親は言うんだ「そんな訳が無い。」なんの根拠もないのに。 子供の僕がなにを訴えたって大人達は誰も聞く耳を持たない。  結局論争で勝つのって周りから沢山の同意を得られる人。つまり、自分よりも権力のある人。でも僕は思うんだ。  これでは世界は変わらないということ、誰もが希望を持てる世界にならないといけないということを。  子供の発想力はこの世界を変える力があると思う。大人は僕達子供より多くの時間を生き、経験し仲間を増やした。仲間の意見に同意をし協力する、そうすれば多くの票が入る大人が勝ってしまう。  論争をするには発言者は同じ条件でいないと不利だ。
蘭
「らん」じゃなくて『あららぎ』だよ☆ 学生。 沢山の解き方をできるような物語を書いてます。 4/11