一つだけの宝物

一つだけの宝物
いつか、お母さんが私に優しく笑いかけてくれる日が来るのだろうか。 暴言、暴食、暴力。 みんな私のお母さんに当てはまる。 そう、今日も。 「ねぇ、お母さん!私、今日誕生日なの!だかr……。」 「うるっさいわね!!お母さんは忙しいの!休日の時くらい静かにしてちょうだい!」 「あ……ごめんなさい……」 怖い。 そんな言葉が頭の中をぐるぐる回る。 私が小さい時、お父さんは私を事故から庇って死んだ。
AYUKI
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