人生安心したかった。
6:30,朝。
ある一定のテンポで鳴り響くアラームを目も開けないまま右手で止める。
1階からは賑やかな声が聞こえる。
他の住人はもう起きたらしい。
二度寝を諦めてため息と共に起き上がった。
フラフラとした足取りで台所に行けば、母が弁当を作っている。
それを視界の端に入れつつ冷蔵庫を開けてエナジードリンクを手にする。
そのままテレビのある居間に行けば小学校低学年の妹2人は元気に話している。
こんな朝早くに起きてもここまで元気だなんてこちらの生気まで奪われそうだと思いながらテレビに目をやるとニュースが流れている。次から次へと変わるトピックは様々。それを耳で聞き流しながら父は洗濯物を干している。
プシュッとさっき持ってきた缶を開けた。
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カテゴリー: 日記・エッセー
投稿日時: 2023/3/13 2:52
注意: この小説には性的または暴力的な表現が含まれています
どこかのだれか
Who I am……
"It" has no form……
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