夜の学校

夜の学校
さぁ陽輔と恒星と雄太が学校に入っちゃったね!みんなは、夜の学校に興味はあるかな?夜じゃなくてもいい、たまに不気味な時あるよね。学校の校舎とか。朝早く来た時、教室が開くまで待ってる時とかたまに変な時ないかな?まぁこんな事があったらもしかしたらそこに妖怪や幽霊がいるのかもしれないね… 第二話『学校の七不思議 二宮金次郎その1』 僕たちは夜の10時に学校に忍び込む事が出来たんだ。でもこの時、二宮金次郎がちょっとだけ動いたんだ。叫びそうになったけどなんとか堪えれた。恒星も雄太も気のせいとかなんとか言っていた。僕もそう言うことにした。気のせいだ、気のせいだ…そう思い込ませた。僕たちは電気も何も持って来ていなかった。いや、持って来れなかったんだ。なぜなら親にバレるから。[なんで持って来なかったんだよ]と校舎の中に入って雄太が言った。[親にバレるからだよ][お前もそうだろ?]と恒星と僕でつっこんだ。[まぁ、そういうことだけどよぉ][まぁいいじゃんかよ。楽しもうぜ〜]僕たちは一番最初に職員室に向かった。この学校には全ての部屋を開ける事ができるマスターキーがある。それが職員室にかかっている。それをゲットして、色んな部屋を見ようという事になった。僕たちは暗闇の中、職員室にたどり着いた。[さぁ、マスターキーをゲットだ!]と恒星が言って普通に職員室に入った。そしてマスターキーを僕たちはゲットした。[よしっ!色んな部屋回ろうぜ]と雄太が言って職員室を出た。そして職員室の鍵を閉めた。あれ?なんか変じゃね?と僕は思ったけど、なんか考えたら怖くなるから僕は考えることをあまりしないようにした。だがこれが恐怖の第一歩となる。[さぁどこ行く?]と話し合っていると、足音がした。[誰かいるのか?]と恒星がひそひそ声で言った。[こ、怖いこと言うなよな]と雄太が言った。だが、どんどん向こうから足音が聞こえて来る。僕らは抱きしめて合った。すると、[誰かいるのか?]と向こうから声がした。すると明かりがどんどんこっちに近づいてくる。僕以外は目を瞑っていたけど、僕は見た。だんだん人が近づいてくるじゃないか![おーい、いるなら何か言ったらどうだ?]声がどんどん近づいてくる。すると足音がすごく近くで聞こえてくる。そしてしばらくすると足音は止まった。僕たちは安心した。だがすぐさま安心した心が恐怖に変わる。[なんだ、そんなとこにいたのか…さぁ早く帰んな。]すごく怖かった。だが、意外にも優しい。いや、優しすぎる。普通の先生だったら、なんでこんなとこにいるんだ!とか、親が心配するだろ!とかこんな事を言うはずだ。なのになんでこんな優しいんだ?僕は違和感を覚えた。そして決心したんだ。僕は顔を上げて、先生の顔を見る。自分の目で確認するんだ!そして、僕は顔を上げた。恒星や雄太も同じことを考えたんだろう、二人も顔を上げていた。そして僕たちは恐怖のどん底に落とされた。[さぁ、早く帰った帰った!]そこにはさっき正門の前にあった二宮金次郎が立っているではないか![[[ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!]]]僕は腰を抜かした。恒星と雄太は腰が抜けた僕を置いてどこかに走り行ってしまった。僕は終わったと思った。[この子ならいけるかもしれない…]二宮金次郎がなにかボソッと言った気がした。[立てるか?]というと僕に二宮金次郎が手を貸した。[ついてこい]というと暗闇の中に連れて行かれた。 第二話『学校の七不思議 二宮金次郎その1』
Amaterasu
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