摘まれた花

忙しなく鳴り響くアラーム。 いつか根幹、無くして空回る心臓。 血の巡らない身体、 それでも規則正しく動き出す屍。 「おはよう」 大切な君に吐き出した言葉。 虚構に消えて悪魔も苦笑い。 不満たらたら、黄昏れるビルの屋上。 神なんて居ない、
九頭坂本
九頭坂本
九頭坂本(くずさかもと)といいます。 この世界のどこかにいるぼっち。 小説を書きます