夢をくれた。

夢をくれた。
「卒業証書授与」 「6年1組、尾崎香奈(おざき かな)」 「はいっ」 いつも使っている体育館も、いつも挨拶をしている校長先生も、今日は違った雰囲気だ。 卒業証書を貰った後、卒業生達は自分の将来の夢を話す。 これが我が校の伝統だ。 「私の将来の夢は薬剤師になることです。困ってる人や悩んでる人を助けたいです…」 「私の夢は、作家になることです…」
実々
実々
はじめまして!実々(みみ)です。 ファンタジーも恋愛もどんなジャンルも大好きな中学生です。 小説書くの初心者なので暖かく見守ってください。