海岸線

最近おかしな夢を見る。嵐が吹き荒れる天候の中、どす黒く濁った海へ落とされ、もがくまもなく飲み込まれた。 呑み込まれると必ずと言っていいほど何かに口を塞がれて酸素を持っていかれる。 そして、全身びっしょりと冷や汗をかいて目覚めるのだ。体には粘りけのある液体が手や足、腕にまとわりついていた。 そして、声変わり前のような表現し難い音。その言語も分からないのに、一心に誰かを非難するように聞こえた。
瑠璃
投稿頻度はマイペースなのであしからず