既読無視の恋

既読無視の恋
私は、りあ。中2のごく普通のメガネ女子。部活は似合わないソフトテニス部である。こんな私だけれど一応友達はいる。 「りあ、おはよう。昨日塾来なかったでしょ!」 朝早くから私に少しイラだちを見せている彼女の名は桜木ひかり、私の友達である。彼女は帰宅部で男性アイドルな◯わ男子にはまっている。反対に私は男性アイドルなんて全く興味がなくどちらかというとアニメや漫画、読書が好みだけど…。まぁ、気は合うし同じ塾に通っているのでそれほど仲が悪いわけでもない。 いいわけでもないのかもしれないけれど、、 「ちょっと、聞いてんの??」 と再びイラつく彼女。 「ごめん。聞いてなかった。」 と素直に言う。すると、もう!とかしっかり聞いてよねとかなんだかブツブツブツブツ言っていたが無視して席に着く。あっ!待ちなさいよ!と言うひかりの声が聞こえたが気にせず無視した。次の時間は学年集会…。気まずいな なぜ、こんな気まずい環境にいるのか、5年前の私は知る余地もなかった。
りあ
りあ
物語をかいたり、読んだりするのが大好きです。気になった方などはフォローさせていただきます。フォローしてくださった方はフォロバします。