暗殺者組織のボス日記 中巻
黒井は皮でできた席に腰を下ろし、ティーカップを手に足を組み淡々と話を始めた
「奴らの足取りはまだ掴めていない──ただ、明日の日が昇る頃つまりは5時に廃工場にて取引が行われる」
僕達は暗殺者組織ではあるが少々めんどくさい設計になっている
CIELというひとつの大きな暗殺者組織から2つに分けて活動している
黒井が担当しているのは通称 ゲッケイジュ
僕、犬麿が担当しているのは通称 紅梅
ゲッケイジュは基本、裏方であり、ターゲットの受付や情報収集などをしている
紅梅はゲッケイジュから受けた情報やターゲットを元に暗殺を行う
今日殺したユダは元々ゲッケイジュであったため
黒井の前にゲッケイジュのボスであった
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カテゴリー: 日記・エッセー
投稿日時: 2024/6/5 13:26
最終編集日時: 2024/6/30 9:39
注意: この小説には性的または暴力的な表現が含まれています
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