欠陥姫は成り上がる

欠陥姫は成り上がる
第4章【囚われ女王と背命者】 「アザリエ!ココから出しなさい!このようなことが本当に許されると思っているの…!」 「………」 ピクシルの丁度真中にある大きな城の一角。 そこには大きな鳥籠がある。 鳥籠の中には、プラチナブロンズの髪を持つ一人の女性が囚われていた。 まるで波打つ広大な海を彷彿とさせる髪の女性は、塔の窓を見つめる紅色の髪の少女へと訴える。 血のような色の髪に、夜の闇のように黒い瞳を持つ少女… 彼女の名は〈アザリエ〉。
Canon・Noe
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小説家志望です! 若輩者ですが、皆様からの意見や感想を真摯に受け止め精進して行きたいと思ってます! よろしくお願い致します!‎(՞ ܸ.‪ˬ.ܸ՞)