明日は、

明日は、
「お疲れ。」 そういって、昨日の自分に声をかける。 椅子に座って、コーヒーを片手に目の前の大きなモニターを見ていた視線をずらして、私と視線が合う。 「あいよ、お疲れさん。もういいのか?」 「うん。大丈夫。すぐに次が来るし、それにもう寝てる。」 何もない閑静な部屋には不釣り合いなモニターには眠る私たちの大切で愛しいあの子。 大切な自分。 「むかつくくらい寝てるな」
もあ
もあ
気まぐれ投稿。 500~2000文字を投稿します 自分の描いた世界を残したいだけ