黄昏よりの使者
少し散策して気づいたが、街風の街には人影が見当たらない。それどころか、家以外の建物も無さそうである。“おかしい”そう思った自分は、もう少しだけ闊歩してみることにした。歩き出してどれくらい経っただろうか。足が棒になるのを力一杯止めながら頼りになる人を探した。限界が近づいてきて立ち止まる。すると、一軒の裏手に小さな文字で“37564”と書かれた小屋のような建物が見えた。藁にもすがる思いで駆け寄ると、中から話し声が聞こえた。
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カテゴリー: ファンタジー
投稿日時: 2022/7/16 12:42
注意: この小説には性的または暴力的な表現が含まれています
大海の柴犬