連続②

連続②
〜第2章〜 僕は元々幼い頃から友達が多くいる人間では無い。 幼い頃は親から未来が見えることは信じて貰えず、現に今も信じてもらっていない。 保育園の友達にも信じて貰えずに居たが、そこで唯一僕の話を耳を逸らさず聞いてくれたのが華穂だった。華穂は裕福な家庭での育ちだが、決して威張らず大人だと昔から感じていた。いつの間にか彼女のそんなとこに惹かれたのは義務教育が始まってから高校卒業を明日に控えた今も続いている。 実際僕が通っていた小学校の近所の犬の死ぬ未来が見え、飼い主から虐殺されるという死に方さえも的を得たことさえだってある。 華穂だって信じていなかったはずだ。 ただそれから信じてくれているし華穂が唯一の救いになっている。 人に意見に流されやすく、人が車に轢かれそうだったら庇うような自分のことは二の次人間だ。
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