淡い初恋はゴミ箱へ

淡い初恋はゴミ箱へ
ずっと、独りだった。孤独で、何もする気が起きなくて。 「お前は失敗作だ!!」 「本当に、なんで生まれてきたの?」 親には、こんなことを言われるザマ。 学校ではいじめを受けた。 頬を殴られて、湿布を貼ったその日、私は彼女に出会った。 「その湿布、どうしたの?」 「……殴られて……」 「え!そんなことされたの!?だっ、大丈夫!?」 あわあわとあわてる姿が面白くてふふっと笑うと彼女は嬉しそうな笑顔を浮かべた。
AYUKI
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