忘れがたき炎の物語 第二章「エルフのドラゴン編」
第2話「サーティ平原」
『よし、荷物はこれで揃ったか?』
セレナは、ガラに言われた通り、リュックの中を確認した。
『ええっと、地図に、クローク(毛布)に、肉の塩漬けに、小麦に、玉ねぎに、水筒に、替えの靴底に、あと杖と…マリルの特製ドリンク!』
ドロレスは、セレナの格好を見て言った。
『ガラ、セレナの格好、コット(中世のワンピース)だろ?それじゃあ旅には不向きだと思うよ。』
確かに、これから平原に、山脈、森林を越えると思うと、あまりに軽装だとガラは思った。
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カテゴリー: ファンタジー
投稿日時: 2025/6/18 20:27
最終編集日時: 2025/6/25 6:55
判虹彩
はじめまして!ばんこうさいと申します。よろしくお願いします。
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