最愛の人。

大好きでした、ほんとに、愛してたんです。 そう、彼女は僕の1番大切な人だった。 5年と6ヶ月。 君は僕に泣いたり拗ねたり、時には大きな声で笑ったりたくさんの笑顔を見せてくれた。 だけどもう君は僕の隣にはいない。 僕は君が大好きで、愛おしくて愛おしくてたまらないというのに。 婚約指輪だって用意して、明日は記念日デート。昼は銀座でランチ、その後映画館に行って彼女のみたがっていた作品を見る、夜は夜景の綺麗なレストラン。 のはずだったんだ。
鵺
思いついた文章を思いつく限り