話せる?
友人は、死ぬようなやつじゃなかった。
警察は事故だと言った。
雨の夜、足を滑らせて転落。
珍しくもない、と。
でも、あいつは高いところが嫌いだった。
そう言うと、刑事は手帳から目を上げず、「そうですか」とだけ答えた。
白いシートの下に浮かぶ輪郭を見ながら、僕は友人の名前を呼ばなかった。
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カテゴリー: ミステリー
投稿日時: 2026/1/13 7:29
葵
初めまして!良かったら見てください!noteにも投稿しているので良かったら覗いてみてください!