惰性以上、情熱以下 ⑫

惰性以上、情熱以下 ⑫
 頭が真っ白になるというのは、多分こういう事を言うんだな。  時刻は午前十一時半を回ったとこで、シャワーを終えた俺は呑気に髪を拭いていた。  「さぶっ。」 部屋戻ると開けっぱなしのベランダの窓に開けっぱなしのクローゼット。 彼女と付き合って半年、季節はあっという間に冬を迎えていた。 「ユキちゃん?」
DORRY
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思いつきのストーリーを書いています。記録用でもあります。 恋愛、BL、家族、友情、テーマはいろいろです。