惰性以上、情熱以下 ⑫
頭が真っ白になるというのは、多分こういう事を言うんだな。
時刻は午前十一時半を回ったとこで、シャワーを終えた俺は呑気に髪を拭いていた。
「さぶっ。」
部屋戻ると開けっぱなしのベランダの窓に開けっぱなしのクローゼット。
彼女と付き合って半年、季節はあっという間に冬を迎えていた。
「ユキちゃん?」
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カテゴリー: 恋愛・青春
投稿日時: 2024/1/30 13:05
最終編集日時: 2024/2/2 14:19
DORRY
思いつきのストーリーを書いています。記録用でもあります。
恋愛、BL、家族、友情、テーマはいろいろです。