折セカサイドストーリー *過去編高二秋 ~明星輪虎・降星瀬名~

「ったく、こんだけの本運べとか、川井先生も鬼だな……」  まぁでも、いい筋トレになるからいいかと、持ち前のポジティブさで考え直す。  前を向いてひたすらに歩く彼は、明星輪虎(あけぼしわこ)。  担任教師に手伝いを頼まれて、図書室まで本を運んでいるところである。  ところで、図書室はどこにあっただろうか……二年と数か月この高校には通っているが、図書室に行くのは入学式後の学校案内以来だ。  両手に大量の本を抱えた状態で迷子になるのは嫌なので、少ない脳みそとわずかな記憶を頼りに廊下を進んでいく。 「おぉ、あった」
はむすた
はむすた
森の奥でひまわりの種もぐもぐしてる、ハムスターです。 人間語も読み書きできるのでご安心を。 細かい自己紹介は、はむすたるーむと、100の質問とか見てもらえると嬉しいです。 アイコン・(し)ょうじょめ~か~ さま (*・×・*)♡