いじめの基準

いじめの基準
私にはどうしても分からないことがある。それは“いじめの基準”だ。 小学生の頃、同じクラスの仲が良かったAちゃんがいた。最初はとても一緒にいるのが楽しかった。 でも、Aちゃんがおふざけでやっていたことが段々私には辛くなっていき、私はAちゃんのことが苦手になっていった。 そしてどのくらいたった頃だろうか。 ある日友達からこんなことを言われた。 「あなた、Aちゃんにいじめられてるよ」 私はすごく驚いた。自分がAちゃんにいじめられていると思っていなかったからだ。 確かにAちゃんにたくさんの嫌だと思うことはされてきた。 学校の帰り道に落ちていた保冷剤を投げられたり、自分の妹の悪口を言われたりした。でも、ずっとそれはAちゃんのおふざけが酷いだけかと感じていた。それが周りの人からの目線だと“いじめ”と見られているとは全く想像もしていなかった。
飛
高校一年生。 将来の夢は小説家か漫画家。 憧れの作家さんは松村涼哉さん。 結構暗い話とかグロい系書くのが多い。(気がする) 書くのが苦手なジャンルは恋愛系かな、、、