透明な席
「なぁ、もし明日で全部終わりだったら、何したい?」
放課後の教室。窓に映るオレンジの光が、遥の横顔を柔らかく染めていた。肩越しに見える彼の髪は、とても綺麗で触れたくなる。
「お前と一緒にいられたらそれでいい」
冗談半分で言ったつもりだった。遥はふっと笑って、でもどこか目が泳いでいた。
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文字数: 2052
カテゴリー: 恋愛・青春
投稿日時: 2025/9/18 8:20
最終編集日時: 2025/9/18 8:25
羽美
学生です。
主に創作BLを書いています。
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