『名前を呼ばれない卒業式』
体育館に、名前が一つずつ落ちていく。
呼ばれるたびに、拍手が起き、椅子がきしむ。
私は背筋を伸ばして待っていた。
自分の番が来ると、信じて。
けれど、最後の名前が読み終わっても、私の名は呼ばれなかった。
ざわめきの中で、先生が原稿を閉じる。
欠席者はいない。
間違いでもない。
私は気づいてしまった。
この一年、私は「出席」していただけだったのだと。
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カテゴリー: その他
投稿日時: 2026/2/4 12:39
獅勇
はじめまして
だいぶ下手ですが良い作品を書けるように頑張ります!