一等星

一等星
貴族の令嬢なんて、 聞こえはいいけど実際は最悪だ。 昔から秒単位で生活が決められていて みんな私を“お嬢様”って呼ぶの。 お父様とお母様ですら ここ数年名前を呼んでくれた記憶はない。 誰も私自身のことなんて見てくれない。 でも、君は 君だけは違ったんだ。 「行こう紗央莉!一緒に自由になろう!」
つっつ
つっつ