真夏の夜の夢

真夏の夜の夢
「真里ちゃん、ごめんね」 いつも笑っていたあなたが、初めて悲しい顔を見せた。 あれはものすごい暑い、夏の真っ最中のこと。 ぐすぐすと泣きじゃくるわたしに、あなたは小さな飴玉をくれました。 「泣いてないで、ほら、アメちゃん。」 かんきついろの個包装を破って、でてきたのはみかん味の飴。 とろけるように甘くて、まるであなたの優しさのようだった。 あなたはいつも夏の夜に舞い降りて、よくおやつとか、ジュースを差し入れてくれました。 わたしの家は母子家庭。
このみの隠れ家🌰
このみの隠れ家🌰
❥𝑠𝑡𝑎𝑟𝑡❥2025.1/1 ~ はじめまして、このみといいます𓂃 𓈒𓏸 放課後、休日、旅行先…のんびりと、自分のペースで暇サクッと読めるお話を投稿していきたいです´`* 感想などくれると喜びます。私の作品が、あなたの心に残ってくれていたら嬉しいです。 好きな作家は草野たきさん、辻村深月さん、廣嶋玲子さん、伊坂幸太郎さん⸜(◍´˘`◍)⸝