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花火
「花火、綺麗だね」 隣を歩く彼女が言う。 「そうだね」 僕は空に打ち上げられる花火を見る。 花火の音が、体の内側に響く。 「来年も一緒に見ようね」 「うん」 僕がそう言うと、彼女は口角を上げる。 「あなた、誰?」 彼女がおかしいと感じるようになったのは、
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文字数: 1074
カテゴリー: 恋愛・青春
投稿日時: 2024/10/10 3:12
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