仮面ライダーアストラル 第四章 揺らぐ絆

仮面ライダーアストラル  第四章 揺らぐ絆
 流星の力を手に入れた翔真は、その代償を痛感していた。  ステラーフォームの戦いから数日後、彼は体の芯が焼けるような倦怠感に襲われていた。 「……これが、力の代償ってやつか」  変身の反動は肉体だけでなく精神も蝕む。授業中も気を抜けば意識が飛びそうになる。  それでも翔真は、街を覆う“裂け目”と怪人の存在を無視できなかった。  夜、自室の窓辺でアストラルドライバーを握りしめる。  その結晶は淡く瞬き、まるで問いかけるように脈動していた。
Brave
Brave
よろしくお願いします 特撮(仮面ライダー)の小説が多いと思います 頑張って1日1投稿出来る様にします