触れられない距離で君を好きになる②

触れられない距離で君を好きになる②
第二章 ――静かな変化―― ◆白い朝のはじまり(伊織視点)  翌朝、病棟に差し込む陽はやわらかく、それでも白い壁や天井に跳ね返って、どこか無機質な明るさを作っていた。  伊織はカルテを確認しながら、無意識に氷川の名前へ指先を止めていた。  ――昨日の涙。  ――笑おうとしながら泣いてしまった横顔。
Lemon
はじめまして。初心者です🔰人生初めて小説を投稿しています。初心者なのでその上で見ていただけると嬉しいです。