たった二文字。

たった二文字。
春風が、僕の頬を横切る。 普段は優しい風と思えるのに、どうしてだろう。 今はなぜかそれさえも痛く感じる。 …新学期が経って間もないはずなのに、 僕の心は未だ空っぽのままだ。 「おはよっ、優也くん!」 いつもなら、隣の席の優奈がそう言って俺の肩を叩く。 そんなはすだったのに…
yuk
yuk
まったり書いていきます。趣味勢です^^       飽き性なので基本短編小説しか書きません 基本連載は飽きてクオリティ落ちます