砂時計

砂時計
「なんでかなぁ…がっかりだよ。」 僕は足元に散らばる割れたガラスを踏みしめる。 目線の先には誰よりも愛しい存在。 「残酷な君が 完璧な君が 誰も愛さない君が 好きだったのに…。」 一歩ずつ踏みしめる度に君は一歩後ろに下がる。 そこにあるのは恐怖か怯えか。
ゆかり
ゆかり
よろしくお願いします。